ジョシュア・ベル
18日のNHK教育「芸術劇場」でジョシュア・ベルの演奏が放映されるということで、早速録画しながら聴きました。
オルフェウス室内管弦楽団をバックにベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を弾いていたのですが、やはりジョシュア・ベルは上手いですね。右手のやわらかさとボウスピードの速さには驚きましたが、とにかく音が澄んでいて美しいです。私は弓をごりごり押しつける演奏がとても嫌いなのですが、そういう意味で私の好み的にもベルの演奏は良かったです。ついでにあの弓の持ち方もかなり好きです(笑)。
透明感のある音色もベルの持ち味ですが、もっと特徴的なのがその表現です。ベルの音楽を一言でいうと「セクシー」とでもいいましょうか(笑)。全体的に繊細なんですけど、歌わせるところではポルタメントたっぷりに歌い上げてくれるんですよね。ベートーヴェンの3楽章にある短調のフレーズの中で、とても泣けてくるくらいに好きなメロディがあるんですけど、ベルはそこで「これでもか」というくらいに情熱的に歌い上げていました。あれはかなりツボでした(笑)。
技術的にも素晴らしいし、音色もきれいだし、弾いている姿がちょっとナルシスト的ですが(笑)、素晴らしい演奏家ですね。変わったカデンツァを弾いていましたが、あれは本当にすごかった!
いつだったかの新聞に「ジョシュア・ベルが5億円のストラドを購入」なんてでていたので、あれが5億円のストラドか~なんて思いながら見ていました。弦はエヴァピラッツィで、あご当てはフレッシュ型、なんてところもチェックしてしまいました(笑)。
クラシックのTV放送は少ないので、貴重な映像は見逃さないようにしていきたいですね。

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