F1ブラジルGP #2 琢磨激走!
F1最終戦はミハエルがラストランで素晴らしい走りを見せ、4位フィニッシュながらも主役はミハエルでした。
しかし僕の中でのもう一人の主役は・・・そう、佐藤琢磨選手です。
スタートで一気に順位を上げ・・ここまではいつもと同じ。今まではこのあとマシンのペース不足に悩まされてずるずると順位を下げて本来のポジションに戻る、というのがいつものパターンでした。しかし今回は想像もしないレース展開に。
ジャンプアップ後、前を走るスピードやリウッツィとほぼ同じラップタイムで周回するどころか、スピードには常に0.2~0.3秒差まで詰め寄っていていつオーバーテイクをしかけてもおかしくない状態。
そして圧巻だったのが琢磨が先にピットインした後の第2スティント。燃料を積んだ重い状態にもかかわらず前が開けた琢磨はすさまじいペースで自己ベストを次々に塗り替え、数周後にピットインしたスピードとリウッツィがコースに戻ったときにはなんと琢磨が前に!
その後も順位を争っているレッドブル、スパイカー、トロロッソなどとは別次元の速さを見せ、ほぼトップ集団と同じペース、時にはそれ以上のペースでその周回でのファステストを何度も見せる走り! 1ストップ作戦のモンテイロに対してはほぼピット1回分のマージンをコース上で稼ぎ出し、マクラーレンのデラロサやBMWの2台より明らかに速いペースで周回。解説者が琢磨に注目しないのがもどかしい!!
そして2回目のピット後も周りよりも0.5秒位速いペースを保ち、追いすがるハイドフェルドをぐんぐん引き離して自滅に追いやり、最後は前後にスペースが出来たためかややペースをコントロールして10位フィニッシュ!
完璧、いや鳥肌モノのすさまじい走りを見せてくれました。ミハエルだけが異次元の12秒台、その他はフェラーリもルノーもホンダもマクラーレンも14秒台で周回しているという状態で、一人13秒台を連発していた琢磨、マシンを考えれば下位から異次元の走りをしていたミハエルや、かつてのマンセルに匹敵する走りだったと思います。本当に凄かった!
左近も最後の最後で印象的な走りをしましたね。予定外のピットインがあったりで全体のペースは上がらず最後尾フィニッシュでしたが、最後の最後で琢磨を上回る全体のファステスト7位のタイムを記録。いいところを見せましたね。
しかし本当に今日の琢磨は神懸かっていました。イギリスF3チャンピオン、マカオGP優勝、マスターズ優勝という偉業を達成した琢磨、今年一年で眠っていた本当の力がようやく目を覚ましたのかもしれません。
来年のスーパーアグリ&琢磨は台風の目になるかもしれませんね。
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