松山冴花 リサイタル
しばらく風邪でダウンしておりましたが(実は今もまだダウン中)、先週1/24のBShiで放送された松山冴花さんのリサイタルを観ました。
松山さんの演奏は仙台国際の時に一度見たきりでしたが、あれからどのような成長を見せたかに注目していました。
最初のFAEソナタ。松山さんの持ち味である挑戦的でエネルギッシュなところが印象的でした。この曲には合っているのですが、全体的に力んだような感じも受けてしまいました。
次のバッハは、そのまま来るか変えてくるか、どうくるか注目だったのですが、見事なまでに変えてきましたね。その前の曲の時には全くなかった繊細さ、柔らかさ、表現の多彩さに驚かされました。
バッハへのアプローチは様々ですが、松山さんの場合は比較的バロックのスタイルに近かったです。そして非常に研究し尽くされており、音色、スタイル、表現などのバランスが取れていて、持ち前の技術の高さを生かして見事な演奏でした。ややシャコンヌなどでは熱すぎて粗くなってしまうところもありましたが、全体的には素晴らしかったです。
最後はショーソンの詩曲。バッハの時の繊細さに、エネルギッシュでブリリアントな音を加えたような素晴らしい演奏でした。
今後の成長が楽しみな演奏家ですね。
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