2008F1マレーシアGP、琢磨、一貴共に完走
マレーシアGPは予想された雨も降らず、ドライコンディションの落ち着いたレースになりました。
琢磨は予選で素晴らしい走りを見せ、今回も1台食いました。しかし決勝は厳しかったようで、琢磨はコースアウトによるタイムロスなどもありデヴィッドソンに続いての16位フィニッシュ。
が、前回は2台完走出来なかったことを考えれば、2台完走というのは素晴らしい結果といえるでしょう。交換用のパーツがなく非常に厳しい状態だったようですが、今後少しずつでも改善されることに期待したいです。
一貴は散々なレースでした。予選ではグリッド降格が決まっていたとはいえ、タイムを出せずにQ1ノックアウト。決勝も前半は非常に良かったものの(オーバーテイクのシーンなどは何度も放送されてました)、後半はパンクのタイムロスもありズルズルと後方へ。
そして気づくとなんと最後尾に。タイムも全く上がらずロズベルグに比べても常に1秒のダウン。パンクだけとは思えない失速ぶりで、何かメカニカルな原因が他にあったというのでもない限り、内容的にも全く良いところがないレースでした。次戦に期待しましょう。
トップ争いではフェラーリの圧勝。特にライコネンは前戦の走りからは見違えたようなほぼノーミスの完璧なレース。素晴らしい勝利でした。
しかしマッサは単独コースアウト。縁石に乗ってサスペンションを壊したという話もありますが、単なるドライバーのミスという感じがしなくもないスピン。タイム的にも1周分重いライコネンを引き離すことが出来ず、逆に第2スティントでは自分が1周分重い状態でズルズルと引き離される展開。全く良いところがありませんでした。
マクラーレンは完全にペース不足。加えてハミルトンに至っては致命的なピットのミス。そのミス以外にも両ドライバーのメカニック作業において、手際の悪さが目立ちました。今年もフェラーリとマクラーレンはコースによる優劣が頻繁に入れ替わりそうです。
BMWのクビサはこれ以上ないレースでした。完璧に2位を勝ち取りました。ペース的にも申し分なく、ハミルトンにトラブルがなかったとしてもクビサを上回ることは難しかったかもしれません。
しかしドライバーとして今回一番褒められるべきはトゥルーリとウェバーでしょう。予選で3番手を獲得し、決勝でも安定した速さを見せ、最後はファステストに迫るタイムを連発して猛追するハミルトンを抑えきりました。
ウェバーも予選ではマシン以上の走りを見せ、あまりペースの上がらないマシンで安定したラップを刻み、解説でも驚いていましたが3台後方にいるアロンソとのギャップを意識して走るなど、あの暑いレース中にストラテジーまで計算しているあたりさすがでした。激しいタイムレースの後、ラストはアロンソの一騎打ちとなり見事に抑えきりました。
次回はバーレーンGP。暑いレースが続きますが楽しみです。
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