コバケンとその仲間たちオーケストラ2008福島・米沢公演 その4
<8/4>
8/4は米沢公演。いつも通りバイキングで朝食を食べ過ぎ、12時にバスで出発。1時間ほどで米沢市市民文化会館に到着。
福島のホールに比べるとステージも客席もこぢんまりとしていたのですが、もっと驚いたのが演奏者の数。昨日までの福島メンバーがいないだけでなく、東京メンバーでも結構な数がお仕事などでお帰りになり、少し寂しかったです。
ちなみに会場に着いたときはバンダに参加する現地の中学のブラスバンドの練習が行われていました。しかし上手いですね。中学校の吹奏楽のイメージとはかけ離れた、立派な音を奏でておりました。二日前にはコンクールもあったそうで、練習が大変だったと思いますが、よく練習されてました。ちなみにコンクールでも銀賞をとったそうです。
で、客席やステージで待っていたオケメンバーも吹奏楽の練習につきあい、音を入れたりしていたので、僕も妻と一緒にVnパートでちょっと楽器を鳴らしたりしていました。
が、アイーダ最後のハイポジションのパッセージを弾いたとき、妻が僕の音を聞いて「ん?」と顔をしかめました。なんだろうと思って楽譜を確認すると・・・音が違ってる?
ということは昨日の福島では思いっきりその「間違った音」で本番を弾いてしまったということです。ああなんということ。和音的にあまり音が濁ることはなかったと思いたいですが、間違いは間違い。みなさんゴメンナサイ・・・m(__)m。
そういえば、前回のダニーボーイ、そして今回の1812でマエストロに「そこ、ポルタメントしないで!」とヴァイオリンパートが指示を受けました。
ヴァイオリンでは低いポジションから高いポジションへと移行する際、どうしてもスライドの音が入りやすくなります。もちろん、ハイフェッツのように表現の手段として意図的にポルタメントを使う場合もありますが、それと指の都合で入ってしまうポルタメントは全く別のモノです。
が、常にこの「指の都合ポルタメント」をかけているとだんだんそれに耳が慣れてしまい、音楽的なポルタメントとの境目があいまいになり、気がつくと不快なポルタメントを量産している、なんてことになりがちです。
以前から気をつけておりましたが、より一層気をつけなければと思った次第です。特にあのアウフタクトからE線のFis~Cisを1~3で上がる時の下の指の引きずりは、確かにいただけなかったです。センスの問題でもありますが、慣れはセンスを鈍らせてしまうので気をつけないと。
それはさておき、リハがはじまるとやはり練習を積み重ねた成果でしょうか、メンバーも減り、昨日よりも音響的に不利なホールであるのにもかかわらず、オケの音が澄んでいました。
本番になるとそれがよりいっそう感じられました。ホールとしては3年ぶりに立ち見が出たそうで、音響的にはより厳しい環境にもかかわらず、弾いていてもオケの一体感がありました。特に新世界では「新世界ってこんなに素晴らしい曲だったんだ」と改めて気づかされるほど。瀬崎さんのロンカプも昨日以上に自由に「舞」を見せていましたね。
ゲストの池田理代子さんはコバケン先生のピアノで2曲。体調がすぐれない中、それを感じさせずに歌い上げるあたりさすがといいましょうか、ステージに対する思いに対して本当に頭が下がります。
そして最後の1812。中学生との共演でより一層盛り上がり、昨日と同じかそれ以上の総立ちのスタンディングオベーション。感動のシーンでした。吹奏楽の部長さんにもステージで花束が渡されたりと、若い人にも素晴らしい経験をさせてあげられたかなということがなんだか嬉しかったです。
(続く)
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