ヴァイオリン: 2005年10月過去記事
ジョイントコンサートまであと1日となりました。悪化していた皮膚炎の具合ですが、金曜日からプレドニン15mgに戻したところようやく日曜日にはかゆみがおさまってきました。指にまで広がっていた炎症も今のところうまく抑えられているので、コンサートに支障がなさそうで一安心です。一時はどうなることかと思いましたから・・・。
しかし今回は本当に試練ですね。突然1ヶ月後の本番が決まって曲の練習をしようとした矢先に首の皮膚炎で最初の2週間全く楽器にさわれず、最後の2週間で追い込みをかけるも1日1時間程度の練習がやっと(それでも弱った首の皮膚が練習で悲鳴を上げています)。練習に集中出来ない日もあったりと、なかなか大変な一ヶ月でした。
本当はもう少しチャレンジングな選曲にしようかと思っていたのですが、まさかこんなことになるとは思いませんでしたから、弾いたことのあるバッハとヴィターリにしておいてよかったと心から思います(^^ゞ。
前にもお知らせしましたが、11/1(火)にすみだトリフォニーで行われるジョイントコンサートに出演することになりました。
曲は、バッハの無伴奏ソナタ第1番よりアダージョ、ヴィターリのシャコンヌです。シャコンヌは2年前に弾いたきりになっていたので、久しぶりに弾くチャンスが巡ってきました。詳細についてはこちらをご覧下さい。
13日にサントリーホールで行われた、「ストラディヴァリウス サミット・コンサート2005」に行ってきました。ヴァイオリン7本、ヴィオラ2本、チェロ2本の計ストラディヴァリ11本で演奏される、ストラディヴァリだけのなんとも贅沢なコンサートです(コントラバスのみアマティ)。
演奏はベルリンフィルの名手たちです。
いつものようにステージに入場して・・と思っていたらなんと最初の曲は1回の客席両脇通路で演奏し始めました。サントリーホールは客席で演奏するような音響にはなっていないはずですが、それでも透明感のある音色にホール全体がつつまれました。通路脇のお客さんがうらやましい!