みんなの音楽会2011

ヴァイオリン

10/23はヴァイオリンの生徒さんたちの発表会でした。ピアノ、オーボエ、声楽の先生との合同発表会です。

みんなの音楽会2011

2009年から3回目の参加となりますが、今年は去年と同じ新宿文化センター小ホール。音響はあまり良くないのですが楽屋など設備がしっかりしていてい使いやすいホールです。

習い始めたばかりの方や都合により参加できない方を除き、ほとんどの生徒さんにご参加頂きました。安定していて心配なく弾けそうな方、ちょっと危うい感じの方、舞台袖で見ていて生きた心地がしなかった方(笑)など様々でしたが、最初の「トップオブザワールド」から最後のシベリウスのコンチェルトまで全員「完走」することができました。

みんなの音楽会2011

何度も舞台に立って慣れている方にはわからないかもしれませんが、舞台に立つというのは本当に大変なことです。楽器を持って、たくさんのお客さんの前で一人で弾くというプレッシャー、普通の生活をしていたらそうそう経験することはないでしょうし、ましてやそれが初舞台であれば舞台に上がったことのない方には想像できない世界かもしれません。

まあ舞台とはそういうものですので、今回もいろいろありました。途中で頭が真っ白になって止まりそうになったり、空白の数小節があったり、不安に駆られて舞台袖でこみ上げてしまったり・・。そんなこんなでしたので、無事に全員が演奏し終えたときは本当にホッとしました。

ただこういう緊張感はとても大切なことなので、特に初舞台の方はこの感覚をずっと忘れずにいて欲しいものですね。数多くの舞台を経験するとだんだんと緊張しなくなり、舞台が怖くなくなる時がやってくることがあります。たいていは一過性のものですが、下手をすると不完全なまま(練習不足だけでなく技量も)舞台に上がることが平気になってしまい、そうなると音楽家として(プロアマ問わず)おしまいですからね・・。

今回もリハーサルでは指導しつつ写真撮影、本番中は録音や舞台袖での撮影、さらには楽屋行って生徒の楽器のチューニングなど、とても忙しかったですが、とても充実した一日になりました。

みんなの音楽会2011

生徒の皆さんお疲れ様でした。そして伴奏やお手伝いいただいたピアノ他先生方、ありがとうございました。

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