カヴァコス ヴァイオリン小品集
先日紹介したレオニダス・カヴァコスですが、そのカヴァコスの小品集を収録したCDを買いました。
やっぱり上手いですね、この人は。上手いというのが、技術と音楽の両方に当てはまるところが凄いです。
曲目はクロルのバンジョーとフィドルに始まり、バッジーニの妖精の踊り、パガニーニの魔女の踊りなどヴィルトゥオーゾ系の曲と、クライスラーの愛の喜び&悲しみ、ウィーン奇想曲、チャイコフスキーのメロディなど、スタンダードな名曲も入っています。
バンジョーとフィドルなんか、ほんとカッコいいですね。これは僕も弾いたことありますが、結構大変な曲です。普通に弾くだけなら超絶技巧などいらないのですが、遊びを交えながら余裕綽々で猛烈に弾き飛ばすことが出来ないと曲にならず、しばらく封印しております(笑)。しかしカヴァコスはその有り余るテクニックとセンスで、まるで小手先で遊ぶようなノリで弾いてしまうのです。
愛の喜びなどもセンスの良さが光ります。これぞ愛の喜びでしょうね。自分の録音を聴き返すと・・・愛の棒弾きになってました(笑)。
録音はかなりデッドな環境でオンマイクのため、実際に今まで耳にしている音の印象からするとかなり荒々しく聞こえます。最近の残響バリバリの録音とは正反対で、かなり生々しさがあります。以前から持っていたシベリウスのコンチェルトはその残響バリバリで何やっているかわからない録音だったので、これは好ましいともいえるのですが、もうちょっとオフマイクで残響があってもいいようにも思いました。その方が本当のカヴァコスの音に近くなるような気がします。イザイの無伴奏ソナタが一番彼の音を忠実にとらえている気がします。
しかしこのCDに収録されているヴィルトゥオーゾ系の曲は小気味よいものが多く、聴いていて楽しいですね。選曲もわりと僕好み、というか僕がわりと今まで弾いた曲だったものが多く、妻に「なんか良く聴いたような曲ばっかりだね」と言われました(笑)。しかし弾いたことのない曲や眠らせてしまった曲もあるので、久々に楽譜を発掘して弾いてみようかなという気になりました。

Leonidas Kavakos Plays Debussy; Kreisler; Paganini...
さてカヴァコスのCDですが、モーツァルトの協奏曲集もあったのでそちらも買いました。実はそちらの方が気に入っていたりしますので、また紹介したいと思います。
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: カヴァコス ヴァイオリン小品集
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://masagtir.com/mt/mt-tb.cgi/860

まさぐちるさんのコメントを読んで、ぜひ聴いてみたいと思い、リンク先のアマゾンでカヴァコスのヴァイオリン小品集のCDを買いました。
「テクが凄い!」「柔らかい弱音から迫力ある強音まで音色や音量の変化が多彩!」「節回しが自然で魅力的!」ということで、とても気に入りました。曲目も好きな曲ばかりで、満足しています。まさぐちるさんのお陰で素敵なCDに出会えて嬉しく思います。どうもありがとうございました。
また何か良いCDがありましたらこのブログ上でご紹介下さい。それでは、ごきげんよう。
カヴァコスの演奏が凄く気にいったので、パガニーニのカプリス全曲のCDとイザイの無伴奏ソナタ全曲のCDを注文しました。
特にパガニーニのカプリス全曲のCDは、カヴァコスのCDをずっと探していたのですが、一時期品切れで入手できませんでしたが、ようやく入手できる見込みとなりました。
ユーチューブの動画で、kavakosで検索すると、凄い映像がたくさん出てきて驚かされました。この人は、悪魔的なテクニックの持ち主だと思いました。
小品集では、貸与された1742年製のガルネリ・デル・ジェスを弾いていますが、最近は1692年製のストラディヴァリウス「ファルマス」を弾いているとのことです。
参考までにパガニーニのカプリスは下記のサイトで注文しました。
それでは、また。
http://www.amazon.co.jp/Paganini-24-Capricci-Niccolo/dp/B0000044IE/ref=sr_1_28?ie=UTF8&s=music&qid=1203142035&sr=8-28
カピバラさん、コメントありがとうございます。演奏旅行で出かけていたのでお返事が遅くなりましたm(__)m。
カヴァコスの演奏、本当に素晴らしいですよね。録音によってイメージが変わることがありますが(残響の影響など)、素晴らしい演奏であることには違いありません。悪魔的な技術と音楽性、そしてなによりもあの音色。生演奏とCDでほとんどクオリティに差がないのもすごいと思います。
カプリースはまだ持っていないので注文してみたいと思います。おすすめのCDは次の記事(上の記事リストの07.08.01をご覧下さい)で紹介しているモーツァルトの協奏曲全集。これはホント最高ですよ!
まさぐちるさん、お返事ありがとうございます。演奏旅行お疲れ様でした。
カヴァコスのことは、NHKで放映していたチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲(N響との共演)で知りましたが、大柄な体を活かしたダイナミックな演奏と余裕を感じさせる安定感に驚かされました。大曲でのダイナミックな演奏とはうってかわって、小品集では、カヴァコスの繊細さや歌ごころが感じられます。
まさぐちるさんお薦めのモーツァルトのヴァイオリン協奏曲も買ってみようと思います。
また、良いCDが見つかりましたら、ブログで推薦していただけると助かります。それでは、ごきげんよう。