Galaxy 7900GS-SP & ZALMAN VF900-Cu
先日からのPC不調でビデオカードにも疑いがあったため、コストパフォーマンスで評判のビデオカードGalaxyの7900GS-SPと、定番のVGAクーラーZALMANのVF900-Cuをセットで購入しました。
nVidiaのビデオカードは最近8000番台が登場し注目されましたが、ハイエンドの8800シリーズはパフォーマンスは高いものの非常に高価で爆音&爆熱、ミドルレンジの8600GTS/GTは3DMarkの値は良いのにその他のベンチマークではあまり芳しくない、むしろ旧型の7900GSの方が価格は8600GTでパフォーマンスは8600GTSを上回っている、という結果が至るところで報告されています。8600シリーズはメモリのバス幅が128bitというのがボトルネックのようで・・。
ということで、すでにMSIの8600GTを持っていたため、交換用として今回は上記の7900GSを選択しました。
Galaxyの7900GS-SPはリファレンスモデルに対して大幅にオーバークロックされたモデルです。
<7900GSリファレンス>
Core:450MHz
MEM:660MHz(1320MHz相当)<Galaxy 7900GS-SP>
Core:600MHz
MEM:800MHz(1600MHz相当)
リファレンスでも8600GTSより速いといわれる7900GSなので、このオーバークロックは期待大なんですが、発熱が激しい7900GSにとってのこのクロックは結構過酷で、80度や90度といったとんでもない温度も報告されていますし、故障も多いようです。
なので、定番のVGAクーラーであるZALMANのVF900-Cuも一緒に買いました。VF900-Cuとはちょっと違いますが、似たようなZALMANのクーラーが最初から取り付けられている7900GS-SPHというモデルもあるのですが、入手困難のため自分で7900GS-SPにVF900-Cuを取り付ける道を選びました。
とりあえずは標準のクーラーのままPCに取り付けて動作チェック。自分でクーラーを交換してしまうと保証が利かなくなるため、初期不良のチェックをしておきます。
起動はOK。デスクトップの表示も問題なし。ドライバは8600GTの162.18のままです。ファンの音は極端に大きくはないですが、CPUファン、ケースファンなどに比べてひときわ大きな音を立てています。
PCケースをを開けたままにして3Dベンチで負荷をかけて温度変化を見てみました。アイドルで45度、5分ほどベンチを回すと70度まで上がりました。評判通りの高発熱です(笑)。
ということで動作確認が済んだところでいよいよVGAクーラーの交換。リテールクーラーの取り外しは非常に簡単で、カードの裏からクーラーを取り付けている4本のネジを外すだけでクーラーが外せました。コアとクーラーを無理矢理引っ剥がしたりとかいうのを想像していたんですが、ネジ4本でポロッと外せて拍子抜けです。
説明書に従い、付属の小さなヒートシンクを各メモリチップに取り付けます。下の写真はリテールクーラーを外し、メモリにヒートシンクを取り付けたところです。ヒートシンクの向きは説明書通りですが、後で7900GS-SPHの写真見たら90度違ってました。風の流れ考えるとちょっと失敗したかも?

リテールクーラーとVF900-Cuを並べるとこんな感じです。左がリテール、右がVF900-Cuです。

上から見るとそんなに大きさの違いは感じませんが、横から見るとヒートシンクのボリュームが格段に違うのが良くわかります。

VF900-Cuはヒートパイプを使っているのでヒートシンクがコアとの接触面から浮いており、またヒートシンクの大きさ、フィンの数、が全然違います。これなら冷えそうです。
取り付けはVF900-Cuに両サイドがネジになっているニップルを4つ取り付け、カードをゴムリングや絶縁リングなどを挟んで手回しのネジでしめこみます。
最初、カードとクーラーの間にあるゴムリングが浮いたままなのでどんどんネジを締め込んでいたら、カードが反ってきてしまいました。ネジにはスプリングが付いていてある程度締め込めば圧力がかかるようになっているので、ネジの締め込みはほどほどでよいようです。カードの反りが軽くなるまでネジを戻しました。コアとクーラーを密着させるためには、締め込み具合よりも4つのネジの締め込みぐらいが同じになるように気をつける方が大切かもしれません。
のんびり作業しましたが、15分くらいで取り付け完了。カッコイイです。7900GS-SPHよりもこっちの方が美しいと思ってしまうのは僕だけでしょうか(笑)。

早速PCに取り付け、先程と同じくPCケースを開けたまま温度計測。
<リテールクーラー → VF900-Cu>アイドル:45度 → 39度
3Dベンチ後:70度 → 57度
かなり温度が下がりました。今回はPCケースが空いたままで短時間のベンチですが、実際にPCケースを閉めて長時間ベンチを流したときにはもっと差が出るでしょう。
、PCケースを閉めた状態でしばらく3Dベンチを流しっぱなしにしたところ、ファンコンでVF900-Cuのファンを2100rpm程度に絞っているのにもかかわらず、68度で安定しました。高発熱のカードでオーバークロックモデルなのでそれなりに温度は上がりますが、壊れる心配のないくらいに収まっています。80度とか90度というような温度は精神衛生上良くありませんし、寿命も短くなってしまいそうな気がします。リテールクーラーだったら80度超えは確実だったでしょう。
3DMark05、および「ゆめりあベンチ」も試してみました。前の環境でのデータもあるので比較してみます。
VGA:8600GT@定格(Core:540MHz、Mem:700MHz)
CPU:Athlon64 X2 3800+@2.3GHz
3DMark Score 9329 3DMarks
CPU Score 5123 CPUMarksGT1 - Return To Proxycon 38.8 fps
GT2 - Firefly Forest 29.5 fps
GT3 - Canyon Flight 45.3 fpsゆめりあ XGA@最高 21000前後
VGA:8600GT@OC(Core:600MHz、Mem:800MHz)
CPU:Athlon64 X2 3800+@2.5GHz3DMark Score 10117 3DMarks
CPU Score 5479 CPUMarks
GT1 - Return To Proxycon 41.1 fps
GT2 - Firefly Forest 32.1 fps
GT3 - Canyon Flight 50.2 fpsゆめりあ XGA@最高 24000前後
VGA:7900GS-SP@定格(Core:600MHz、Mem:800MHz)
CPU:Athlon64 X2 3800+@2.7GHz3DMark Score 9595 3DMarks
CPU Score 5945 CPUMarksGT1 - Return To Proxycon 41.7 fps
GT2 - Firefly Forest 29.2 fps
GT3 - Canyon Flight 46.4 fpsゆめりあ XGA@最高 43500前後
CPUクロックが同じではありませんが、8000番台が有利といわれる3DMark05でも8600GTの定格と同等以上、ゆめりあベンチではほぼ倍のスコアです。
3DMark以外のベンチマークではリファレンスの7900GSでも8600GTSを上回りますし、実際の3Dゲームなどでは8600GTはもちろん、8600GTSを遙かに上回るパフォーマンスが期待できそうです。
「ゆめりあベンチ」はCPUやメモリなどに左右されない、純粋な3D性能を測定できるベンチマークソフトだそうですが、最初みたときはぶっ飛びました(笑)。いわゆる萌え系の女の子がなんと3Dグラフィックスで登場するのですから。そういうゲームがあるそうなんですが、ふつう3Dのベンチといえば、リアルな大自然とか宇宙とかの映像が多いので、かなり衝撃的でした(笑)。
ドライバですが、最新の162.18では適当にいくつか3DのFPSゲームを起動したところ落ちるものがあったので、安定といわれている94.24に入れ直しました。早く7000番台にもフィットする安定最新ドライバがほしいところです。
なかなか手に入りにくいGalaxy 7900GS-SPですが、ZALMAN VF900-Cuの組み合わせで高コストパフォーマンスで安定した3D環境が手に入りました。とりあえず満足できる性能ですし、しばらくはこれでいく予定です。
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