ジェームズ・エーネス バッハ無伴奏ソナタ&パルティータ

Sonatas & Partitas Soloist Vn (6)
J.S. Bach, James Ehnes
今日は私の大好きなアルバムである、ジェームズ・エーネスのバッハ無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータをご紹介しましょう。エーネスはカナダ生まれの若手ヴァイオリニストですが、真摯な演奏スタイルとヴィルトゥオーゾ性、美しい音色を兼ね備えた素晴らしい演奏家です。
私のWebサイトの日記にも書きましたが、このバッハの録音では最近流行のバロック風演奏からすると少し古いスタイルながら、その独特の美音と和音の響きに魅せられます。特に和音の響かせ方はなんとも言えない魅力がありますし、どんなに演奏上難しい部分(和音の連続する部分のメロディのつながりなど)であっても全く音楽性を失わない見事な技術などは、他の演奏家では決して聴くことができないものがあります。
左手の技術の高さがここまで音楽性に結びついてくるものなのかと感心させられますが、弾きにくいはずの部分などでは一体どんな指をしているのかと思ってしまうほどです。もちろん豊かな音楽性を持っているからこそそのような演奏ができるわけですが・・。
それと音程も見事です。技術的の高さもあるのでしょうが、聴き手にとって最も心地よく感じる音程がどういうものであるか、ということを非常によく心得ているように思います。音程を聴いているだけで心地よくなれるという演奏は珍しいですね(^^;)
スタイルは現代版シェリングといったところですが、本当に素晴らしい録音だと思います。ご興味のある方は是非一度聴いてみて下さい。
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