弦楽器フェア2005 Part1
しばらくブログをさぼっておりましたm(__)m。今日から再開です!
11/4~6に、東京の科学博物館で開催されていた「弦楽器フェア2005」に行ってきました。弦楽器フェアは年に一度開催される、国内外の新作楽器を中心とした楽器の祭典です。
フェアではたくさんの楽器が並べられていて、自由に手にとって見たり、実際に弾いてみることが出来ます。土日の夕方に行ったのですが、今回はまだ首が完治していなかったので、ハンカチを当てながらたくさんの楽器を弾いてみました。
しかしいろいろな楽器がありますね。楽器ディーラーのように楽器を見て鑑定が出来るわけではないので、あくまで弾いた印象が中心になりますが、優等生的にバランスが整っているもの、個性的な音色をもつもの、弾きやすく表現がしやすいもの、音量が非常にあるもの、など様々でした。
それと、魂柱や駒なども観察してみましたが、いろいろなセッティングがありましたね。明らかに楽器のクセを隠しているものなどもありましたが、いろいろおもしろいセッティングのものもあったりして興味深かったです。フェアでは実際に弾いてもらうことも大きな目的ですから、良い楽器を作れるということだけでなく、その辺の調整技術も職人さんの腕の見せ所でしょうね。
しかし今回の一番の目玉は地下のホールの試奏会での奥村智洋さんの演奏でした。いやー本当に素晴らしかったです。自分にはない音の出し方をする方で、緻密で力強い音色は本当に魅力的でした。技術的にも文句の付けようがないくらいの完璧さ! 技術の高さはともかく、自分の音色のパレットの少なさを実感しましたね。いや~すごい。奥村さんの演奏後には「やっぱり楽器でなくて腕だな」と"弦楽器フェア"に来ていながらそう思ってしまいました(笑)。
・・と長くなってしまったので続きはまた明日にでも!
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