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MaxBlast5でシステムディスクを丸ごとコピー

今日は久々にパソコンの話題。

パソコンのHDDの残りが少なくなったときはHDDの増設ですが、新しいHDDを入れるのであればWindowsOSの入ったシステムディスクも新しい高速なHDDに移したくなるものです。

つまり、今のHDDの内容をそっくりそのまま新しいHDDにコピーして換装してしまいたいということですが、データだけのパーティションは簡単にコピーできるものの、CドライブつまりWindowsの入ったパーティションは自身のWindows実行中に他にコピーすることは出来ません。

このような作業を行うのはいろいろ方法もあって不可能ではないのですがXP/2000ではMBRを移したりなど非常に作業が難しく、結局はDrive ImageやNorton Ghostのような市販の専用ソフトを買った方が早かったりします。

しかしOSの入ったHDDをそっくりそのまま移し替えるなんて機会はそうあるわけでもないのに、わざわざそのためだけにソフトを買うなんてもったいない。ということでいろいろ調べたら、HDDの製造メーカーであるSeagate/Maxtorからフリーで公開されているMaxBlast5というツールが使えそうなので試してみました。


Seagate Technology Downloads

ダウンロードは上記のURLにアクセスし、上の方の「Most Popular Downloads」の中の「MaxBlast」をクリックし、その先のページで「Download MaxBlast Now」をクリック、お決まりのライセンス承諾ページで「I Accept」をクリックすればダウンロードできます(約107MB)。

インストールは特に難しいこともなく、インストールオプションは一番上の「Typical」を選んでおけばOKです。インストールが完了すると再起動するか聞いてきますが、どうせHDDを取り付けるために一度電源を落とすので不要です。

インストールが終わったら電源を落とし、新しいHDDを取り付けます。HDDはHITACHI/IBMの320GB(ATA133,7200rpm)を購入しました。320GBが1万円を切るとはすごい時代になりましたね。

Hitachi/IBM HDT725032VLAT80

現在の構成(妻のPC)はSeagateの80GBのHDDが1台だけマザーボード(MSI RS482M-IL)上のIDEポートにつながっている状態なので、あとで古いHDDは外してしまうことを考えジャンパピンでスレーブに設定して、新しい320GBのHDDをマスタ設定(デフォルト)で追加しました。

接続が終わったらPCの電源を入れます。マスタのディスクは空っぽなのでスレーブの古いHDDから立ち上がります。

さてここからがMaxBlastを使ったディスクコピーの手順です。英語ソフトですが非常に操作は簡単ですので、下記の手順で出来るかと思います。

<MaxBlastでのディスクコピー手順>

1.MaxBlastを実行すると空のディスクがあるからどうたらこうたらというメッセージが出てきますが、まずはキャンセル。
    ↓
2.メニュー画面が出るので、一番上の「Clone Disk」をクリック。
    ↓
3.コピー元となるソースディスク(Old Disk)を聞いてくるので、OSの入っている古いHDDを指定。
    ↓
4.同様に、今度はコピー先となるディスク(New Disk)を指定。
    ↓
5.新しいディスクのパーティションサイズを聞いてくるので選択。
(「As is」はそのまま、「Proportional」はコピー元と同比率、「Manual」は自分で設定)
    ↓
6.あとは自動的に再起動して処理開始。

パーティションサイズですが、わからなければデフォルトで選択されている「Proportional」で良いと思います。「Proportional」の意味ですが、ディスクをパーティション分割している場合に、新しいディスクも同じ分割比率でパーティションを作成するという意味です。

例えば、80GBのHDDをCドライブを20GB、Dドライブを60GBという具合に1:3の比率で分割していた場合、新しい320GBのディスクはCドライブが80GB、Dドライブが240GBに設定されます。今回はこの「Proportional」に設定しました。

そして待つこと数時間、コピーが完了したとのメッセージが出たのでEnterを押してシャットダウンし、古いHDDを外して電源を入れると・・・見事起動。あまりのあっけなさに驚きました。

ちなみにこの妻PCはHDDが遅いためにWindowsの動作も遅く感じていたんですが、新しいHDDにして明らかに動作が速くなりました。事前に測定しておいたHDDのベンチマーク(Sandra Lite)で比較してなんとリードライト、シークタイムが3倍。今までからするとまさに「通常の3倍の速度」です。

妻のPCが上手くいったので僕のもチャレンジ。僕の新しいHDDもほとんど同じHITACHI/IBMの320GBなんですが、インターフェイスをS-ATAのモデルにしてみました。今までに何度もHDDが飛んでいるのですが、どうもその元凶が長いこと使っているPromiseのATA100カード(PCI)にありそうなので、まずはシステムだけでもS-ATAに移せたらということで初のS-ATAディスクを購入しました。


Hitachi/IBM HDT725032VLA360

ちなみに古いHDDがIDE、新しいHDDがS-ATAという状態でインターフェイスが異なるため、どちらもマスタ設定のままにしてどちらから起動するかはBIOS上のブート順を設定するようにしました。なおマザーボードはECSのKNI SLI Lite、古いHDDはMaxtorの200GB(ATA133、7200rpm)です。

IDEからS-ATAなんて上手くいくのかなと思いながら先程と同じような手順でコピー元とコピー先HDDを選び、再起動後に自動でコピー開始。

そして待つこと数時間、こちらもコピーが終わったのでBIOSのブート順を変更して再起動・・・見事起動。

正直、フリーのソフトでこんなにあっけなくディスクのコピーが出来るとは思いませんでした。2台のPCでそれぞれ異なった環境でコピーしたのですが、全く問題ありませんでした。

実はMaxBlastを試す前に昔買ったDrive Copy 3.0を試したのですが、当然ながらどちらのPCでもエラーでコピー出来ませんでした。HDDが4GBとか8GBという時代のソフトですし(笑)。

MaxBlast4まではいろいろ手間もあったようですが、MaxBlast5は起動用フロッピーやCDを作成せず、Windows上だけで操作が可能なディスクコピーツールで、しかもフリーで公開されているというのは本当にありがたい限りです。これからはMaxBlastで簡単かつ確実に行えそうです。

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