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Athlon 64 X2 3800+ オーバークロック その2

愛用のSocket939のAthlon64 X2 3800+ですが、Antec P180のエアフロー見直し&Speedfanで熱の問題も解決したのでさらなるオーバークロックに挑戦してみました。

前のマザーボード(ECS KN1-SLI-Lite)では2.8GHzまで動作可能だったので、今のAsus A8N-SLI-Premiumで試してみます。

<定格>
CPU:2.0GHz(X2 3800+)
MEM:166MHz(DDR333)

メモリはHynixのDDR333(PC2700)Registered ECCの512MBを4枚差しです。RegisteredもECCも効いているのかわかりませんが、定格では多少のオーバークロックでも4枚差しで安定しています。

<前回までの設定>
CPU:2.5GHz(X2 4800+相当)
MEM:208MHz(DDR416相当)

CPUはともかくメモリ設定が結構厳しいはずですが、不思議と安定しています。

さらなるオーバークロックですが、すでにHTが1000MHzに達しており、またメモリクロックも定格を大幅に上回っているため、下記の設定に落としました。

HT設定:4x → 3x
MEM設定:166MHz → 133MHz

上記の設定でFSBを250MHzから少しずつ上げていきます。なお、前回のエアフロー改善でCPU温度が10度下がりましたが、マージンを考え、ファンの回転数を落としてあえて前回と同じくCPU温度がMax65度くらいという厳しい環境でテストしてます。

<FSB250MHz>
CPU:2.5GHz(X2 4800+相当)
MEM:166MHz(DDR333相当)
HT:750MHz

→結果
Memtest86+:OK
Windows起動:OK
Orthus2004:OK


<FSB260MHz>
CPU:2.6GHz(X2 5000+相当)
MEM:173MHz(DDR346相当)
HT:780MHz

→結果
Memtest86+:OK
Windows起動:OK
Orthus2004:OK


<FSB270MHz>
CPU:2.7GHz(X2 5200+相当)
MEM:180MHz(DDR359相当)
HT:810MHz

→結果
Memtest86+:OK
Windows起動:OK
Orthus2004:OK


<FSB280MHz>
CPU:2.8GHz(X2 5400+相当)
MEM:186MHz(DDR372相当)
HT:840MHz

→結果
Memtest86+:OK
Windows起動:OK
Orthus2004:#1コアでエラー頻発


なかなかいい結果です。FSB280ではOrthus2004のテストでコアの片方がエラーを吐き続けました。それ以外のテストでは問題が出ませんでしたしもう片方のコアは動くようなので、2.8GHzはギリギリ動かないというところでしょうか。

CPU温度が実際より10度くらい高い環境でテストしているため、ファンの設定を戻せばFSB280でも安定動作するような気もしますが、よりマージンを確保するという意味でFSB270で安定動作させることにしました。

なおCPUの限界はわかりましたが、メモリは前回よりもクロックが下がっています。FSB270のままちょっとチャレンジでメモリ設定を変更してみます。

<FSB270MHz(メモリ設定変更)>
MEM設定:133MHz → 166MHz
MEM実クロック:180MHz → 225Hz(DDR359 → DDR450相当)

→結果
Memtest86+:OK
Windows起動:OK
Orthus2004:OK

なんと普通に動いてます。PC2700のDDR333メモリですが、定格を大幅に(35%)上回るDDR450相当で安定動作してます。さすがはECC&Registerdのサーバ用メモリ。オーバークロック用のメモリでもないのにこの品質は立派です。ちなみにメモリの詳細設定は以下の通りで、クロック以外の値も若干厳しくしています。

<メモリ定格&動作値>
PC2700 DDR333 Registerd ECC
定格:166MHz 7-3-3-CL3 2T
動作:225MHz 7-3-3-CL2.5 2T


ということでAthlon64 X2 3800+のオーバークロック最終仕様は以下のようになりました。

<FSB270MHz>
CPU:2.7GHz(X2 5200+相当)
MEM:225MHz(DDR450相当)

Socket939としてはもう十分でしょう。限界を極めるのであればまた違った結果が出そうですが、Socket939でのAthlon64 X2の最上位モデル4800+を大きく上回るパフォーマンスをマージンを取った安定動作で得られているのですから。メモリはまさか200MHz設定(実クロック270MHz=DDR540相当)にするわけにもいかないので、これが限界でしょう。

ベンチマーク結果(定格3800+ → 5200+相当)

<Super PI(104万桁)>
47秒 → 35秒

<Sandra2007 CPU>
Dhrystone ALU : 14228 → 19304 MIPS
Whetstone iSSE3 : 12145 → 16323 MFLOPS

<Sandra2007 Memory>
RAM の帯域幅 Int Buff'd iSSE2 : 3410 → 4524 MB/s
RAM の帯域幅 Float Buff'd iSSE2 : 3415 → 4533 MB/s

<3DMark05>
Main Test Results
3DMark Score : 8613 → 9539 3DMarks
CPU Score : 4397 → 6079 CPUMarks

Game Tests
GT1 - Return To Proxycon : 33.8 → 41.1 fps
GT2 - Firefly Forest : 26.9 → 29.1 fps
GT3 - Canyon Flight : 44.9 → 46.5 fps

CPU Tests
CPU Test 1 : 2.0 → 2.8 fps
CPU Test 2 : 4.3 → 5.9 fps

格段に速くなってます。しばらくはこのSocket939&Athlon64 X2 3800+でがんばりたいと思います。

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