ギル・シャハム リサイタル
BShiのヴァイオリンウィーク(僕が勝手に名付けた)の二日目、1/22のギル・シャハムのリサイタルを観ました。
ちなみに1/21にもイザベル・ファウストのリサイタルを録画予約しておいたつもりなのですが、失敗していたようで1/28 13:00~の再放送を録画する予定です。
さてシャハムのリサイタル、バッハの無伴奏ソナタ2番から始まったのですが、以前観た時とずいぶん演奏のスタイルが変わっていました。
以前は普段のシャハムのスタイルである、重めの弓圧とともにやや濃厚なヴィブラートをかけていたのですが、今回はフォルテの時のボウイングは変わらないものの、ピアノでの「抜く」音が増えたように感じました。ノンヴィブラートも積極的に使っていました。
バロック奏法のような透明感と響きを重視した奏法も取り入れつつ、自分の持ち味である安定感のある太い音色で演奏していました。なかなか良かったです。新しいギル・シャハムの姿を見たような気がします。
しかし和音の音程感、発音は本当に完璧ですね。特にバッハの1楽章が素晴らしかったです。僕の好きな3楽章はシャハムにしては珍しくやや音程で苦戦していましたが、それでもメロディラインのつなげ方など、やはり見事ですね。
ロドリーゴのソナタ・ピンパンテという曲は初めて聴きましたが面白い曲ですね。サパテアード、ツィゴイネルワイゼンはシャハムの技術の高さ、そしてその余裕から生まれる遊びが最高でした。
シャハムはそれほど自由に弾くタイプではありませんが、あれだけ余裕があればなんでも出来ますし、聴いていても楽しいです。僕もツィゴイネルワイゼンなどは何度か弾いてますが、やはり余裕と遊びがないと曲になりませんね。まだしばらく封印することになると思います(笑)。
巨匠の器を持つシャハムのこれからの活躍が楽しみです。
なおこのシャハムのリサイタルは、来週1/29 13:00~で再放送の予定があるので、見逃した方は是非!
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