東レのトレシー、楽器用とカメラ用

ヴァイオリン

マイクロファイバーのクロスはメガネ、カメラ、貴金属、楽器など様々な用途に非常に便利です。特にレンズ類は油脂の拭き残しが少なくて、一度使うと普通のクロスには戻れなくなります。

私もメガネやカメラのレンズ、楽器などにマイクロファイバーのクロスを使ってきましたが、安物では毛羽立ちなども出て使い心地の良くないものも多いです。その点、やはり東レのトレシーは品質もよく毛羽立ちもないため少し高いですが、何枚か買い直しをしました。

さてその東レのトレシーですが、同じニューソフトという名前で「楽器クリーナー ニューソフト」というものと「HAKUBA トレシーニューソフト」というものがありました。名前同じだし、楽器クリーナーのMサイズとHAKUBAのLサイズが共に30センチ角で大きさも同じ。もちろん取り扱いはそれぞれ楽器店、カメラ店と異なるわけですが、もしやこれは同じものでは?

ということで買って確かめてみました。まずはパッケージ。雰囲気は大分違いますが大きさはほぼ同じ。

東レ トレシー 楽器クリーナー&HAKUBA

開けて見るとなんと折り方まで瓜二つ。

東レ トレシー 楽器クリーナー&HAKUBA

広げてみてもほぼ同じ。

東レ トレシー 楽器クリーナー&HAKUBA

手触りもほとんど同じですし、タグについている型番らしきものも同じ。

東レ トレシー 楽器クリーナー&HAKUBA

この時点で同じものであるということはほぼ間違いがないですが、念のためマクロレンズで拡大してみました。

東レ トレシー 楽器クリーナー&HAKUBA

まあ同じですね。だからどうしたということでもないのですが(笑)。

ただ、名前だけ見ると楽器クリーナーは楽器専用、カメラ用はカメラレンズやメガネ用に特化したもの、と思ってしまいますが同じものであれば楽器クリーナーでレンズを拭いても、カメラ用で楽器を拭いても問題ないわけです。なので、楽器にトレシーが欲しいと思った時にカメラ店でも購入できるわけですし、その逆も同じです。

ちなみにこのニューソフトはカメラやメガネのレンズだけでなく、もっと大きなものを拭くのに非常に使い勝手が良いです。メガネ用などは薄手で引っかかりも強いので、ある程度広い面積を拭く、軽い力で拭ける方が好きな場合はやや使いにくいと感じますが、ニューソフトは柔らかくやや厚手のため楽器、特に管楽器などとの相性が良さそうです。

ちなみにニューソフトという名前ではありますが、弦楽器のニス部分を拭くにはそれでもやや固いかなと感じます。弦の松脂、あご当てやネックには良さそうですが、新作楽器の柔らかいニスにはもう少し柔らかいほうが良いと思います。楽器を拭くときは汚れを拭き取るというよりホコリを払うように軽く拭うだけですので。

と思っていたら「楽器クリーナー ハイソフト」というのもあるようですのでこちらも購入してみました。

東レ トレシー ニューソフト&ハイソフト

右がハイソフトですがエッジの加工も違いますし、触った感触も起毛加工のためかまるでフェルトのように柔らかいです。キョンセームにも近いです。名前はニューソフト、ハイソフトとあまり違いがなさそうですが、印象としてはミディアムとスーパーソフトくらい違います。デグやウェアは知りませんが(笑)。

一応こちらもマクロレンズで拡大してみましたが、明らかに違いますね。

東レ トレシー ニューソフト&ハイソフト

ちょっと使ってみましたが、当たりが優しいので弦楽器のニスにはちょうど良さそうです。ちなみに繊維の太さがニューソフトの2ミクロンに対してハイソフトは4~6ミクロンなので、レンズなどの汚れや金属部分などには拭き取り力に物足りなさを感じそうです。

ちなみにちなみに、このハイソフトにもやはりありました。「HAKUBA iPad用 クリーニングクロス トレシーハイソフト」。小さめの19センチ角のようですが、おそらくこれも同じものでは??

早速買ってというのはやめておきますが、おそらく同じものでしょう。レンズの汚れを残さず綺麗に拭き取るというのには向かなさそうですが、滑りがよくてiPadやタブレット、あるいはスマートフォンなどをさっと拭くには使いやすいでしょうね。ただ、そういう用途であれば毛羽立ちとか気にならないでしょうし、トレシーでなくても良い気もしますが・・。

というわけで、今日はわりとどうでもいい記事でした。まあ普段がそんなに価値のあることを書いているわけでもありませんが(笑)。

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