ゼンハイザー HD558

イヤホン&ヘッドホン

AKGのK702は音質は文句なしですが装着感にやや難があり、長時間使うのにはあまり向きませんでした。装着感がゼンハイザーのようだったらなあ→そうかゼンハイザーを使えばいいのか→普段用にゼンハイザーのHD558を購入。

SENNHEISER HD558

ゼンハイザーといえばHD650が気になるところですが、高音質のK702を持っているのでもったいない。HD598と558ではユニットも同じみたいだし安い方でいいやということでHD558にしたのですが、1万5千円しないで買えました。

装着感はさすがゼンハイザー。AKGよりはるかに良いです。ちなみにヘッドバンドのパッドが2つに分かれている妻のRS180はさらに装着感が良いですが、まあ安いので我慢です。HD650もRS180と同じような形ですね。

<テンプレ>あらかじめ言っておきますが、私は聴く音楽がほぼクラシック、しかもそのほとんどがヴァイオリンなので、音質は基本的にヴァイオリンの音での評価になります。<テンプレここまで>

音質はそんなに期待してなかったのですが、意外にも良いです。少し低音が強調されている感はありますが高音もそこそこ伸びていて聴きやすい感じ。音の広がりは開放型からかK702に近いものがあります。この値段でこの音は驚き。

映画などではK702よりも相性がよく、装着感もよく、音楽もそこそこ楽しめたので気に入っておりましたが、うわさのHD598化改造をしてみました。詳しくは「HD558 改造」などで検索すると出てくると思いますが、HD558は上位機種のHD598とユニットが同一で、違いはHD558のハウジング内に貼られている吸音ラバーシートだけなので、ハウジング開けてこのシートをはがせばほぼHD598の音になるというものです。ハウジング形状の微妙な違いなどはあるかもしれませんが、多分誤差でないかと・・。

作業は10分もあれば終わり、音を聴いてみると・・・いい!少し気になっていた中低音のこもりがなくなってすっきりとした抜けの良い音になり、高音もK702のようによく伸びる。全体的に音がクリアになった感じで明らかに上質な音。映画は無改造のほうが低音の厚みが出るような気がしましたが、音楽も聴くなら絶対こっち。いやすごいコストパフォーマンスです。1万5千円のヘッドホンがこんなに音が良いわけがない!

もちろん改造すると保証が効かなくなるのでご注意を。改造時に断線させるリスクもありますし、試す場合は自己責任でお願いいたします。。

ということで普段はこのHD558を愛用しております。映画を観るときも、音楽を聴くときも、TVを観るときも、動画を観るときも、発表会のビデオを編集するときも、アニメを観るときも、Webラジオで「ゆっるりーん」とか「枝織のハニーカム」とか「ズトラストビーチェ」とかとか聴くときもこのHD558。上を見ればキリはありませんしHD650などは間違いなくこれより良いと思いますが、この値段ではHD558一択かなと思います。

購入前にはいろいろなお店で他のメーカーのものも試聴しましたが、ドンシャリとかかまぼことかバランスが偏っているものが多かったです。高ければいいというものではありませんね。ちなみにゼンハイザーとAKGの開放型以外では、オーディオテクニカの開放型AD1000、AD2000は良かったです。ただちょっと割高かな。いやむしろAD1000は適正価格で、ゼンハイザーやAKGの価格が安すぎるんだと思いますが・・。

SENNHEISER HD558(Amazon)

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